20SJF学会 学術大会 神戸大会 大会長  SJF学会関西支部 支部長 仲谷 武司

 関節ファシリテーション学会が「JF研究会」として発足してから20年目に入り、年1回開催している学術大会も記念すべき20回目を迎える事となりました。この記念すべき大会を神戸で開催出来ることを非常に嬉しく思います。 

 簡単に振り返る事の出来ない20年。当会においては、会の名称変更(「JF研究会」から「SJF学会」)、新たな治療技術の開発、など、毎年大小問わず変化があり(進化という表現が適切かもしれません)、同じ場所に留まることなく前進し続けていることは、凄い事であると感じています。

 私自身は、当会発足と同じ2000年にPT免許を取得し、臨床に出る際、PTとして働ける楽しみ、現場に出て一人で患者を見る責任と怖さとともに、「患者を良くしたい」という思いを大きく持っていたことを覚えています。

 養成校の増加とともに、免許所有者が年々増え続けている現在、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)は何をすべき職種なのかを考える必要があるのではないでしょうか。

 それは・・・「患者治療」に尽きます。 

 今大会はテーマを「治療技術の歩みと展望~Bobath, PNF, SJF~」と銘打ち、治療技術に焦点を当てたシンポジウムを、注目すべき企画として立ち上げました。

 Bobathは 紀伊 克昌 先生、PNFは 柳澤 健 先生、SJFは 宇都宮 初夫 先生にご登壇頂きます。言うまでもなく、3名の先生方は長きにわたり現場の第一線で活躍されており、同じ時代に患者治療に取り組んでこられました。各先生にはその豊富な経験から、各技術に関する事だけでなく、患者治療に向かう意識・姿勢、若い世代へ期待する事など、貴重なご意見を頂戴したいと考えております。また、ディスカッションでは会場の皆様との活発な意見交換を非常に楽しみにしております。

 さらに、シンポジウムだけでなく、毎年どんなトピックスが提示されるかが非常に楽しみなSJF学会理事長による基調講演、日々の研鑽や取り組みの積み重ねである一般演題発表、そして少しだけ時間を頂いた大会長講演があり、翌日からの臨床に即役立つ内容になること間違い無しです。

 昨年の広島大会同様、1日開催ですが、濃密な時間を過ごせる1日になるよう盛り上げてまいります。

 神戸で、沢山の皆様のご参加を心より楽しみにお待ちしております。